テレビでよくみかける加藤一二三さん。
バラエティに出る時には、癒しキャラで場を和ませる存在ですが
一体何がすごいのか?加藤一二三さんのすごさを調査してみました!!
加藤一二三のすごい経歴
加藤一二三さんのすごい経歴を調査してみると
10個の偉業がわかりました。
・14歳でプロ4段となり、藤井聡太棋士が登場するまで62年間破られなかった史上最年少の中学生棋士となった
・18歳3カ月で史上最年少のA級八段に昇段した
・史上最年少名人挑戦
・1982年に名人位に就いた
・史上最多対局数・史上最多敗北数を樹立した
・19世紀生まれ、20世紀生まれ、21世紀生まれの棋士と公式戦で対局(この記録を達成しているのは加藤一二三さんのみ)
・名人(1期)、十段(3期)、王位(1期)、棋王(2期)、王将(1期)と五つのタイトルを計8期獲得した
・17年1月には、史上最高齢となる77歳0カ月での勝利を収めた
・2022年度の「文化功労者」に選出された
・19歳の時に月刊誌「家の光」で詰め将棋の連載を始め、65年62日という連載期間で「同一雑誌におけるボードゲームパズル作者としての最長キャリア」としてギネス世界記録に認定。
それでは偉業のうち、特にすごい記録3つを将棋初心者でも分かるようにまとめてみました。
加藤一二三のすごさ①史上最年少の中学生棋士
この記録は藤井聡太さんが破るまで62年間誰にも破ることができなかった記録でした。
中学生でプロ入りを決めたのは藤井聡太さんを含め史上5人のみ。
この長い将棋の歴史の中で、中学生でプロとなった人が5名だけという事実もすごいですよね。
加藤一二三のすごさ② 18歳3カ月で史上最年少のA級八段に昇段
順位戦というリーグ戦を勝ち抜いて名人戦に挑むことができる将棋ですが、
この順位戦は、5つのリーグに分かれていて、1年間を通して戦います。
上から順番に、「A級」「B級1組」「B級2組」「C級1組」「C級2組」とよばれています。
プロになるとまず「C級2組」からスタートし1年間戦って上位数人が1つ上のリーグに昇段します。
そしてA級順位戦で1位になると、名人に挑戦できる権利を獲得するのです。
つまり、プロ入りして毎年昇段したとしても、名人に挑戦するには最短で5年かかる計算です。
デビュー後4年連続昇段と言うのは歴代で加藤一二三さんと、中原誠さん(中原時代を築いたレジェンド)だけです。
A級1年目こそリーグ戦を負け越しましたが、翌年名人に挑戦。
そのときの年齢は20歳で、誕生日の関係で未だに破られていない記録となっています。
加藤一二三のすごさ②ギネス世界記録に認定
加藤一二三さんがが出題・解答を担当する詰将棋の雑誌連載が
「同一雑誌におけるボードゲームパズル作者としての最長キャリア」としてギネス世界記録に認定されました。
JAグループの月刊誌「家の光」に掲載中の連載で、
1959年9月号から担当し、2024年10月号で連載期間は65年62日となりました。
現役引退後も「ひふみん」の愛称でテレビ番組などに出演しながら創作を続けていようです。
半世紀以上担当しているって単純にすごいですよね!!
まとめ
将棋の現役は引退しましたが、まだまだ将棋に携わる仕事をしている加藤一二三さん。
これからもお元気なお姿で将棋ファンを魅了してほしいですね!
またギネス記録を更新することも楽しみにしています!